iPhoneやmacからSafariを使って調べたり、興味のあるブログを読んでいるときに画面上の検索窓の横に4本線があることに気付くと思います。
これはリーダー表示機能です。
この機能を使うと、今自分が読もうとしている記事やサイトの画面上から広告やヘッダー画像など本文と関係の無い物を省いて電子書籍のように表示できるようになります。
Webサイトによってはサイト内に広告が多く表示されていてどれが本文なのかわかりずらいサイトもありますがこの機能を使えば本文のみを集中して読むことができます。
リーダー表示について
ブラウザのSafariを使用すればiPhoneやiPad、macなどすべてのアップルデバイスでリーダー表示機能が利用できます。使い方は簡単ですし設定しておけばページを開いたときから自動でリーダー表示することも可能です。自動で表示するという設定も個別にWebページを記憶しておくことができるので、そのページを開くたびにリーダー表示できたり、もしくは全てのWebページをリーダー表示させることも可能です。
また読みやすいように背景カラーやフォントを変更することもできます。ここではiPhoneとmacの使い方についてご紹介します。
macの使いかた
リーダー表示切り替え
※画像クリックで拡大します
検索窓の左側にある横線4本をクリックすればすぐにリーダー表示に切り替わります
自動でリーダ表示
リーダー表示切替のボタンを右クリックすると現在のサイトを自動的にリーダー表示する設定ができます。また環境設定から『デフォルト設定』をオンにすれば全てのページで自動的にリーダー表示されます。
背景カラーとフォントの変更
リーダー表示した状態で右側のフォントをクリックすると画像のような選択フォームが表示されるのでここで背景カラーやフォントを変更できます。大小のAをクリックすることで拡縮表示することができます。
iPhone使い方
基本的な使い方はmacでご紹介した方法と同じです。
リーダー表示切り替え
矢印部分の横線4本をクリックするとすぐにリーダー表示に切り替わります。
自動でリーダ表示
長押しで画像にある画面が開くので現在のページを自動的にリーダー表示することや全てのWebサイトを自動でリーダー表示させるように設定できます。
背景カラーとフォントの変更
フォントの種類や背景カラー、画面の拡縮を設定できます。
まとめ
リーダー表示機能を使って本文とは関係の無い項目を省くことができ、集中して記事を読むことができるようになりますが、全てのWebページがリーダー表示機能に対応しているわけではありません。Appleはリーダー表示の条件や基準を明確にしていないようですが、サイトを構築する上でのHTMLのコードが関係しているようです。
また記事本文を読み込みたいときにはとても便利ですが、解説などを画像やイラスト付きで説明しているサイトの場合は逆に内容がわかりにくくなる場合もあります。
とはいえ、長文の記事などを読み込みたいときには重宝しますのでぜひ利用してみてください!