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行政書士試験対策

高卒でも行政書士試験に受かる!択一のみで行政書士になるために絶対するべきこと

なおきちについて

こんにちは、行政書士試験 択一・多肢選択186点+記述28点で合格した なおきち です。

高卒・製造業・法律無縁の中年会社員(受験回数2回/勉強期間22ヶ月)が択一のみで合格点を獲得することができた方法についてお話しします。

 

今回は行政書士試験学習中の方に、絶対意識して欲しい心構えです。

記述の点数を踏まえた合格目標は危険!?

近年、行政書士試験は難度があがる一方ですね。特に憲法・民法のそれが顕著に表れています。配点がもっとも多い行政法や足切りがある一般知識は当然ですが、憲法5問と民法9問の択一でどれだけ得点できるかが合否を分けるでしょう。

行政書士試験は全体の6割、つまり300点中の180点で合格です。これだけ聞くとハードルが低く感じられますが、ここで勘違いしてはいけないことがあります。この300点満点には記述式3問で60点の配点があるということです。

記述で高得点を獲得することができればその分合格に近づくことになります。満点でなくても部分点をねらっている人も多いと思います。しかし、記述の点数を頼りにしすぎると大変なことになってしまいます。

なぜ記述をあてにしてはいけないのか?

ここ数年特に言われていますが、「行政書士試験における記述式は合格者数(択一での)によって採点基準が変化するのでは?」ということです。

ココに注意

行政書士試験研究センターから発表されている合否基準では

(1) 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者

(2) 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者

(3) 試験全体の得点が、180点以上である者

とあり、まず択一・多肢選択が採点され、上記(1)(2)をクリアできなければ、記述については採点すらされません。

つまり、その年の「択一+多肢選択式」を先に採点して、合格者が多ければ記述の採点(部分点)を厳しく、反対に合格者が少なければ記述の採点(部分点)を甘く、というように採点基準を変え、毎年の合格率を10%前後に調整しているのではないか?というです。

なぜなら、記述式は、その採点基準については全く公表されていません。足切りをクリアできれば、合否通知に記述の得点が書かれていますが、3問の内、どの問題に何点つけられたのか?ということは、一切わからないのです。

ですから、択一・多肢選択で140〜150点、記述を足して合計179点という結果で涙を飲んだ人も少なくないようです。

 

現在、試験に向けて学習中の方は令和2年度の問題45について演習済みでしょうか?この問題については大きく分けて2つの論点について受験者の解答がわかれました。各予備校もどちらの論点を書いても点数はつくだろう。また、どちらを解答しても正解として扱うのではないか?とさえ言われていました。 しかし、後に行政書士試験研究センターが発表した正解例はそのうちの一つの論点のみでしたが、もう一つの論点を書いた受験生への部分点についてはかなり厳しかったようです。(その論点の答え方によっては0点になった可能性すらあったようです。)

 

このように、採点基準が不透明で、学習の対策も立てずらい記述の得点を当てにしていては、あまりにも危険なのです。

記述は、当たれば配点は大きいですが、万が一、全く解らなければ得点は0です。択一のように勘で正解という可能性もなく、自分の不得意な論点から出題されれば、白紙提出という恐ろしい結果すらありえます。

ですから、択一でほぼ合格ラインに達する必要があります。そうすれば11月の本試験後の各予備校の解答速報を利用して自己採点することで、気持ち良く年を越すことができますよ!

それでは、択一で合格ラインに達するために、まず必要なことをお伝えしていきます。

 

1.主要3科目択一式の出題形式を把握する

先程、合格点について触れましたが、記述を除いて合格するためには、240点中180点が必要になります。

結果、その正答数は75%と高くなり、さらにその中には、多肢選択3問(24点)が含まれています。

しかし、この壁を超えて択一・多肢選択のみで合格ラインに到達することができれば、あなたに待っているのはやりきった達成感と安心です。ぜひ目指してください。

では、そのために必要なこと。それは

具体的な得点戦略です。

得点戦略とは?

どの科目、もっと言えば

主要3科目(憲法・民法・行政法)の中の、どの論点で何点獲得するか?

という具体的な目標です。

しつこいようですがぼんやりではだめです。

明確な目標です。

それでは、具体的にご説明します。

あなたが立ち向かう行政書士試験、出題科目とその出題数についてしっかり把握できていますか?

次の表をご覧ください。

出題科目基礎法学憲法行政法民法商法・会社法多肢選択記述一般知識
出題数2題5題19題9題5題3題(穴埋め12個)3題14題
目標正答数1題4題17題6題2題10個***8題

上記の表での目標正答数をクリアできれば、

5肢択一=152点 + 多肢選択=20点 =172点

を獲得することができ、記述で必要なになる点数は、3問60点中の8点合格することができます。

※行政書士試験研究センターによると「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)、「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)ですから上記表の出題数は過去の出題傾向を参考にしてあります。

 

 

択一・多肢選択でここまで得点できるほど学習できていればおのずと記述の点で8点をとることはできるのではないでしょうか?

 

さらに、主要3科目(憲法・民法・行政法)については、その目標正答数を達成するために、各科目の出題論点にまで、目標を立てる必要があります。

  1. 出題科目ごとに目標正答数を設定する
  2. 科目別の論点ごとに目標を立てる

行政法の場合

例えば、行政法の場合です。

論点正答目標
行政法総論2/3
行政手続法3/3
行政不服審査法3/3
行政事件訴訟法3/3
国家賠償法2/2
地方自治法2/3
総合問題2/2
合計17/19

ココがポイント

各論点の出題数は過去の出題履歴を参考にしたもので公式に発表されているものではありませが、ここまで具体的に、しっかり、目標を立てておくことで、出題傾向が多少変更になっても冷静に対応することができます。

行政法は、行政書士試験において、もっとも重要度が高い科目です。(多肢選択・記述からも各1問出題されますから試験対策の中心になります)

上記の表は、あくまで参考ですが、過去問などを解いていても、地方自治法や総合問題は難度に差があり、落としてしまう可能性を考慮してください。

ですから手続法や不服審査法、事件訴訟法については満遍なく、しっかりと学習する必要があります。

何度も言いますが、行政法は行政書士試験対策における中心的な科目で、行政法択一は全問正解するつもりで勉強しましょう!

目標は無理なく高く!最初に述べたように近年、憲法・民法の難度が上がっていることを鑑みれば、行政法での取りこぼしは挽回できなくなる恐れがあります。

憲法の場合

憲法についてですが、5問中4〜5問を正解する気持ちで学習しましょう。なぜなら

1.予備校の多くが基礎法学と合わせて7問中4〜5問の正答数を目標に設定している

2.基礎法学で1問、憲法で4問が理想

3.基礎法学については範囲が絞れず試験対策が取りずらいため2問とも落とす可能性がある

 

特に3番目が重要です。

予備校などでも基礎法学については広く浅く、そして過去問を解く程度の対策をススメている印象です。

過去問を解いているとわかると思いますが、出題範囲が限定できず、対策を取ることが難しい科目といえます。

そうすると、やはり、憲法でどれだけ得点できるかが重要となり、基礎法学は+αの得点源にすべきです

憲法の進め方

憲法の学習はまず人権・統治(条文問題を含む)の2分野に分けて、人権分野については各論点(表現の自由・信教の自由etc.)ごとに満遍なく学習する必要があります。

しかし、お仕事など時間の都合上、論点を絞って学習したい!という方は、LEC東京リーガルマインドの横溝講師のこちらの書籍を参考にしてみてください。

こちらの本は、論点別に、学習の重要度をランク付けしてあります。

又、行政書士試験勉強の進め方、意識するべきこと、について試験までの残り日数別に解説してあります。

今、この本を手に取ったあなたが試験まであと何日あるのか?

その日数によって、学習計画の立て方について書かれています。

今後の学習計画の立て方に困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

民法の場合

民法については、総則・物権・債権・家族法と多数の範囲があり”科目”という大きなくくりで漠然と学習していても得点は見込めません。

 出題数
総則1〜2問
物権2〜3問
債権4〜5問
親族・相続1〜2問

民法は総合問題のように、各論点を1問の中に、選択肢単位で出題されたりすることもあります。

その為、対策がとりずらい科目であると思います。

また、過去問学習といっても行政書士試験での出題数は9問であり、10年分の過去問を解いても択一90問しかなく、民法の広い出題範囲をカバーできているかというと疑問が残ります。

日々勉強していると解いた問題を、理解ではなく、答えをうっすら記憶していまっているものです

そこで、まずは自分が使用している問題集(過去問題集ではなく一問一答など)を論点ごとに徹底的に解いて、

  1. ほぼ正解できるし、解答の理由付けもわかっている
  2. わかっているようで間違うことがある
  3. よく間違える

ココがポイント

問題を解いていく中で、その問題の、どの部分がなぜ×なのか?それをしっかり頭の中で自分に説明できる解き方が必要になります。

上記1,2,3のように、今の自分の理解力を整理・認識して、2・3の論点については、他資格試験のテキストを解いてください。

民法は、様々な資格試験で出題科目となっていますが、おすすめは公務員試験です。私が使用していたのはLECの公務員試験問題集です。

 

民法をの知識を深めるためには、

 

問題を解く→間違えたところ・理解が薄いところについてはテキストに戻って確認→条文の確認→問題を解く

 

このループを、徹底的に実践する必要があり、その為に、上記の問題集が適しています。

こちらの問題集は、問題文と解答・解説が見開きになっていて(目隠しシート付き)論点ごとに整理されています。

解説もわかりやすく、民法の基本学習が進んで一段階上の学習を進めたい方にはぴったりです。

また、重要論点については、関係する過去問を連続で載せてあるので、徹底的に問題演習を行うことができるので、苦手な問題を克服するために、又は、得意な問題を更に強化するのにとても役に立ちます。

繰り返し解いて欲しい問題集ですが、まずは一周目を解き終わったとき、民法に対する理解度が段違いに上がっていることを実感できますよ!

まとめ

いかがでしょうか?

どの科目から何問出題されるのか?各科目の中でもどの論点から出題されるのか?そして、そこから自分は何問正解したいのか?

もう一度言わせてください。

ぼんやりではだめです。

ここを明確にすることで、自分の得意分野はより頑丈に、不得意な分野は補強工事の必要性をしっかり認識することができ、その学習が本試験当日あなたに強い自信を与えてくれるはずです。

ぜひ、択一のみで合格点を狙って穏やかな年を越してくださいね。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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